繰越事由 | 概念 |
---|---|
Fア 研究に際しての事前調査の困難 |
●事前調査に想定以上の時間を要した場合、事前調査の結果、研究方式を見直す必要が生じた場合や、実験等の結果、研究方式を見直す必要が生じ事前準備からやり直す必要が生じた場合。 |
Fイ 研究方式の決定の困難 |
●調査、実験等の研究過程で新たな知見を得たことにより研究方式を見直す必要が生じたもの。(新たな知見) ●調査、実験等の研究過程で当初予想したものと異なる結果がでたことにより研究対象を広げたりするなど、研究方式を見直す必要が生じたもの。(不具合・不十分な結果、予期せぬ結果) ●専門家からの指摘や他に参考とすべき資料の発見により研究方式の見直しが必要となったもの。(外部からの指摘・資料の発見) |
@エ 計画に関する諸条件(計画の変更) |
●研究代表者が社会情勢の影響を考慮して、渡航を延期・中止したもの。(研究協力者や研究協力機関から要請を受けて延期・中止したものは「研究協力者(機関)の事情」) ●事情実施の場所の変更や大幅な補強工事時によるもの。 |
@キ 計画に関する諸条件(研究協力者(機関)の事情) |
●研究協力者(実験等の被験者も含む)や研究協力機関の事情で研究協力者(実験等の被験者も含む)や研究協力機関から協力を得られなくなったもの。 ●研究協力者(実験等の被験者も含む)が確保できないもの。 ●研究協力者もしくは研究協力機関が社会情勢の影響を考慮して、研究協力の辞退や延期を申し出たもの。(研究代表者が社会情勢の影響を考慮して、渡航を延期・中止したものは「計画に関する諸条件(計画の変更)」) |
@キ 計画に関する諸条件(学会等の事情) |
●学会等の事情により、開催時期を変更・中止するもの、開催内容が変更となったもの。 |
@キ 計画に関する諸条件(印刷社・出版社の事情) |
●印刷社・出版社の事情により、印刷・出版時期を変更するもの。出版社の技量が不十分であることが判明したもの。 |
@キ 計画に関する諸条件(装置の開発遅延) |
●当該研究において装置開発を行う場合のみ該当が生じうる。内定・外的要因を問わない。 |
@キ 計画に関する諸条件(機器の故障) |
●実験等に使用する機器が故障した場合のみ該当が生じうる。機器の所有先は問わない。(装置の開発段階で不具合が生じた場合は「装置の開発遅延」) |
@キ 計画に関する諸条件(怪我・病気) |
●研究代表者もしくは研究分担者が突発的な怪我・病気を患ったもの。(研究協力者の場合は「研究協力者(機関)の事情」に区分。) |
Eオ 資材の入手難 |
●業者からの納品の遅れなど外的要因の場合のみ該当が生じる。(内定要因(事前準備や実験中にマウス等の作成が想定外にうまくいかなかったなど)の場合は、「研究に際しての事前調査の困難」、「研究方式の決定の困難」) |
G 相手国の事情 |
●相手国の事情によるもの。 |
Bア 気象の関係(豪雨) |
●想定外の気象の関係によるもの。(単に、冬に雪が降る、梅雨の時期に雨天が続くなどにより実験が出来なかった場合は当初計画に問題があるのであって、繰越事由に該当しない。) |
Bイ 気象の関係(豪雪) |
●想定外の気象の関係によるもの。(単に、冬に雪が降る、梅雨の時期に雨天が続くなどにより実験が出来なかった場合は当初計画に問題があるのであって、繰越事由に該当しない。) |
Bウ 気象の関係(風浪) |
●想定外の気象の関係によるもの。(単に、冬に雪が降る、梅雨の時期に雨天が続くなどにより実験が出来なかった場合は当初計画に問題があるのであって、繰越事由に該当しない。) |
Bエ 気象の関係(その他) |
●想定外の気象の関係によるもの。(単に、冬に雪が降る、梅雨の時期に雨天が続くなどにより実験が出来なかった場合は当初計画に問題があるのであって、繰越事由に該当しない。) |